屋外下水管更新工事(陶管老朽化破断等に伴う工事)

●戸建て住宅の屋外地中埋設の下水管を更新(塩ビ管に取替)した時の施工事例です。ポイントは多数存在します、荒川区は古くから本下水のインフラが完備されていたそうで、陶管(土管)を使った排水設備の住宅はまだまだ存在します。当時はコンクリートの桝の時代ですが、管種に関係なく配管と桝の接続部の腐食やインバートの破損や沈下などによってもつまりが発生したり、それに加え、配管が陶管(土管)の場合、長さ定尺600mm程度の管を繋ぎ合わせたものとなり(塩ビ管の定尺は4000mm)、接続部劣化により水だけが地中に流出して、汚物などが管に残りやすくなったり、管自体の破損や地盤変化による配管自体の起伏もつまりの原因となります。しかし、古い建物ほど、増築・改築がなされていたり、排水管(下水管)の交換も作業自体が物理的に出来ない場合も少なくありません。その辺を総合的に判断する必要があります。