No.2 ハンドル内パッキンの交換

写真1

●ハンドル内パッキンとは三角パッキンとも言い横から見ると▲形をして、蛇口を開けた時にハンドルのシャフトから漏水してる時に交換します。(ナット部を閉めるだけで漏水は止まることもあります)

●まず、ご自身でやる場合、念のため水を止めた方がいいでしょう(No.1コマ付パッキン交換を参考)

●写真1のハンドルの場合(アクリルハンドルの場合今後2ハンドル混合栓の時にでも紹介します)上部にあるネジをプライヤー等で左に回しはずします。

写真2

●次にハンドルを真上に引っこ抜きます。

○写真2で見えづらいかもしれませんが、、シャフト部分がギザギザ状になっており、それに合うようにハンドル部の穴もギザギザになっていてハマっています。

○これがなかなか頑固な場合があります、堅くてなかなか抜けない場合は、丈夫なもので軽くハンドルを上に軽く叩きながら外すか、潤滑材を使用するか(無理をすると配管部分を破損させる場合もありますので注意です。)、又はNo.1で紹介したスピンドル(シャフト部分)を外してやりやすい状態で頑張って外して下さい。

写真3

●つぎにナットをスパナやモンキーレンチ等で左に回して(すでに外してある場合は省略)ナットを真上にシャフトから引っこ抜きます。

●そして、パッキンとリングを外しますが、外しずらい場合はスピンドル(シャフト)にハンドルを仮に付け左に回すとNo.1に紹介したようにスピンドルごと内ネジ部が持ち上がってますので、その状態でリングを持ち上げて外して下さい。

○写真3では、三角▲パッキンはナットの中に隠れ、ネジ部の端に薄い金属のリングが見えます。

写真4

●あとは、新しいリングとパッキンを外した時と逆の手順で戻せば完了です。(この作業もここまで外せれば取付手順は直感でわかると思います)

○リングを先に入れパッキンは▲向きに注意しましょう。

○写真4の黒いのがパッキンです。右側の金属リングは錆と汚れで黒っぽく見えますが、新品は黄色っぽい色をしてます。

◆ポイント1:No.1と同様にナットを閉めすぎるとハンドルが堅くなるので、程良い所で止めましょう(水を出し漏れなければOK)

◆ポイント2:No.1と同様にナットを締める時、一回全閉して1~2回転開けた状態で締めつけ調整した方が良いと思います。

☆ご自身で工事を行う場合、各自の責任で作業を行って下さい。

参考→水栓について